10・9東京ドーム『Do Judge!!』速報パート1 2000年10月9日(月)
★10・9東京ドーム『Do Judge!!』速報パート1 |
新日本プロレスvs全日本プロレスの全面対抗戦を軸にした東京ドーム
大会『Do Judge!!』が9日、6万4000人の大観衆を集めて開催さ
れた。第1試合では、185日ぶりの復帰戦に臨んだ橋本真也が、藤波辰爾
と壮絶な顔面の殴り合いの末、14分18秒、チキンウイング・アームロッ
クで勝利し、復活ロードの第一歩を力強く踏み出した。大阪プロレスのスペ
ル・デルフィンを迎え撃った獣神サンダー・ライガーは垂直落下式ブレーン
バスターで13分43秒のスリリングな攻防戦に決着。ドン・フライと格闘
技ルールで対決した飯塚高史は、KO予告していた右パンチでフライを
追い込み、スリーパー・ホールドで勝負をかけたが、10分47秒、逆にス
リーパーを決められ、無念の敗北を喫した。高岩竜一に金本浩二が挑戦した
IWGPジュニア・ヘビー級選手権試合は、12分51秒、高岩がデスバレ
ー・ボムで激闘を制して2度目の王座防衛に成功。IWGPタッグ選手権試
合は小島聡、天山広吉組が前王者チーム、中西学、永田裕志組の挑戦を退け
、王座初防衛に成功した。最後は、小島が20分22秒、中西をラリアット
からの片エビ固めに仕留めた。 |
★10・9東京ドーム『Do Judge!!』速報パート2 |
休憩をはさんで行われた新日本vs全日本の全面対抗戦。その第1ラウ
ンドとなるはずだった吉江豊vs太陽ケアの一戦は、前日の全日プロ『
ファン感謝デー』におけるバトルロイヤルでケアが負傷(尾てい骨骨折、股
関節脱臼などの可能性がある重傷)したため残念ながら中止となった。スコ
ット・ノートンとスティーブ・ウイリアムスが激突した外国人最強戦は、肉
弾相打つド迫力の攻防戦の末、ウイリアムスが12分56秒、バックドロッ
プからの体固めで勝利。蝶野正洋、Mr.T組vs渕正信、越中詩郎
組のタッグ対決は、蝶野のパートナーにまず注目が集まったが、TEAM2000
の文字の入った黒いマシーン・マスクの男が登場。右手にグローブをはめた
、この男は体型や、マスクからはみ出した金髪から、その中身が後藤達俊で
あることは明白。十八番のバックドロップも爆発させ、最後はラリアットか
らの片エビ固めで12分28秒、越中を仕留めた。試合後には、元祖マシー
ンの平田淳嗣がMr.Tこと後藤に食ってかかる一幕もあった。メインエ
ベントで行われた佐々木健介vs川田利明の頂上対決は、両者の気迫と
肉体が真っ向からぶつかり合う大死闘となり、19分38秒、ラリアットを
狙う健介にカウンターのキックを見事なタイミングでヒットさせた川田が体
固めで歴史的勝利を掴んだ。IWGPのベルトを巻いて、この大一番に臨
んだ健介は試合後、ベルト返上の意志を示し、勝者・川田は「健介との戦い
も新日本との戦いも、これが始まりだよ」と語った。![]() ★『東京ドームCHAT ROOM』新設! 新日本プロモーションでは、『東京ドームCHAT ROOM』を開設しました。10月9日東京ドーム大会『Do Judge!!』について大いに語りあってください。皆様のご利用をお待ちしています。 |