10・29神戸会バトル速報(田中稔がIWGPジュニア王座奪取)

2000年10月30日(月)

★10・29神戸会バトル速報(田中稔がIWGPジュニア王座奪取)



『GET A RIGHT!!』最終戦が29日、神戸ワールド記念ホールに7800人 の観衆を集めて行われた。高岩竜一に田中稔が挑戦したIWGPジュニ ア・ヘビー級選手権は、高岩の痛めている左ヒザを集中攻撃した田中が14 分7秒、ヒザ十字固めでギブアップを奪い、第39代王座に輝いた。田中は 金本浩二と保持するIWGPジュニア・タッグ王座と併せてジュニア2冠王 となった。タッグ・パートナーの金本は、この日、獣神サンダー・ライガー とシングル対決を行い、16分45秒、同じくヒザ十字固めでギブアップ勝 ち。スーパー・ストロング・マシンvsT2000マシンの遺恨対決は、マシ ンの増殖で大混乱。T2000マシンのセコンドに、もう一人のT2000 マシン(体型から正体は小原と推測される)が付き、さらに試合中、二人が かりの攻撃でピンチに陥ったS・S・マシンを助けるかのように 、花道の奥にもうひとりのS・S・マシンが仁王立ちして、T2000 マシンをケン制。そんな中、後藤達俊がT2000マシンのマスクを自ら脱 ぎ捨て勝負に出たが、4分41秒、元祖の意地を見せたS・S・ マシンがダイビング・ヘッドバットからの体固めで勝利、10・20福岡に 続く2連勝で“偽物マシン”に決着をつけた。G-EGGSvsT2000の対抗戦 は、すでに10・27下関で勝ち越しを決めているT2000軍が、この日 は全員で登場し、試合前にリングを占拠。中西学、吉江豊、B・ジョン ストン組vs蝶野正洋、S・ノートン、D・フライ組の6人タッ グマッチは17分21秒、蝶野が吉江をケンカキックからの体固めに仕留め て、T2000軍が通算戦績を11勝8敗とし、12・10名古屋大会のマ ッチメーク権を獲得した。メインエベントで行われた佐々木健介vs永 田裕志の一騎打ちは13分55秒、健介がノーザンライト・ボムからの体固 めで勝利。10・28武道館で川田利明を破り三冠王者となった天龍源一郎 に「IWGP王座決定トーナメントに出てきてほしい」と呼びかけた。


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