G1タッグ・リーグ戦11・24後楽園大会速報

2000年11月25日(土)

★G1タッグ・リーグ戦11・24後楽園大会速報

『G1タッグ・リーグ戦』第6戦が24日、東京・後楽園ホールに19 05人の観衆を集めて開催された。公式戦はこの日3試合が行われたが、天 山&小島、飯塚&永田、マシン&ライガーの3チームがそれぞれ2勝目を挙 げ、星取りレースは大混戦模様となってきた。。すでに2敗を喫して後がな い飯塚高史、永田裕志組はT2000マシン1号&2号と激突。T2000 マシンズは、これまでのマッチョ体型の2号とは違う、金髪の後ろ髪が確認 できる新2号(?)が登場。1号との好連係から、その正体を確信させるバ ックドロップをも披露した2号だったが、8分28秒、永田のスリーパーホ ールドにギブアップ。飯塚、永田組は2勝2敗(4点)で優勝戦線に踏みと どまった。S・S・マシン、獣神サンダー・ライガー組も、すで に2つ星を落として崖っぷちに立たされているが、この日、佐々木健介、越 中詩郎と対戦し、ライガーが12分58秒、ラ・マヒストラルで越中をフォ ール。貴重な“ヘビー級からの2勝目”をもぎ取り、V戦線への可能性 を残した。メインで行われた天山広吉、小島聡組vs蝶野正洋、S ・ノートン組のT2000対決は、オーソドックスなレスリングを仕掛けた 蝶野と、圧倒的なパワーを発揮するノートンが試合をリードしたかに見えた が、20分48秒、天山がノートンをムーンサルト・プレスからの片エビ固 めに破り、こちらも2勝目をマーク。シリーズ前半は、仲間割れムードで空 中分解の危機に立たされていた天山&小島だったが、蝶野組を破った試合後 にガッチリ握手を交わして関係を修復した。この日の終了時点で、トップは 6点(3勝1敗)の中西&吉江、そのあとに飯塚&永田、佐々木&越中、天 山&小島、蝶野&ノートン、マシン&ライガーの5チームが4点(いずれも 2勝2敗)で並ぶ混戦レースと化した。T2000マシンズだけが3敗目( 1勝3敗=2点)を喫してV戦線から脱落した。

戻る